FM丹波 ギターの散歩道2026年3月放送分
3月プログラム 3月2日(月)~ 31日(火)
トークと演奏:足立ゆかり・高村浩二
今月は「春めいて」をテーマにおおくりしています。三寒四温、まだまだ寒い日が続きますが、地元、由良川の河原を散歩しているとひばりの鳴き声が聞こえて、ふきのとう、ねこやなぎも芽を出し、春はもうそこまで来ています。年3回、お庭を眺めながらコンサートを開催している古民家を改装したお店柳町、先日、お庭を手入れしてもらっている庭師さんに聞いてみると、春がきたなぁと感じるのは梅や桜の花もそうですが針葉樹の木々に新芽が出かけると「春」を感じるそうです。寒い冬から三寒四温を繰り返す中、日差しも少しずつ明るく力強くなり、春めいてきました。春の気配を感じる夕暮れ、明日に向かって気持ちがわくわく膨らみ躍動する季節の到来です。
・ (月)「you raise me up」 (二重奏)
「ユーレイズミアップ」1995年から活動するノルエー出身の作曲家、ピアニストでもあるロルフ・ラヴェランドとアイルランド出身のバイオリニストのフィンヌーラ・シェリーの、2人によるニューエイジ.ミュージック、新古典派音楽を演奏する2人組。癒し系音楽として、聞く者の心に迫り、響きます。「ユーレイズミアップ」今日はリスナーAさんからのリクエストです。「ユーレイズミアップ」私の人生で一番辛い時期だった時に大切なあなたが私のパソコンにこの「ユーレイズミアップ」を何も言わずそっと入れてくれていたのでした。そんな事とは知らずに今頃になって気が付いて涙しています。ユーレイズミアップ、今、改めて歌詞をかみしめながら聞いていますが、心に重荷を背負った時、悲しい時、心が折れそうな時いつも近くにいて寄り添ってくれていました。思いやりとやさしさに感謝。これからもあなたと共に大切に生きていきたいと思っています。とメッセージを頂いています。いつもご視聴ありがとうございます。「ユーレイズミアップ」今日の演奏は魅惑のギターデュエット足立ゆかり&高村浩二でお送りします。今年はイタリアでミラノコルチネ2026冬季オリンピックが開催され、フィギュアスケートのりくりゅうペアをはじめ日本人の大活躍で涙あり笑顔ありの勇気と感動のシーンが印象的でした。中でもフィギュアスケートは演技と音楽が密接に関係していて「ユーレイズミアップ」も2006年トリノ・オリンピックのフィギュアスケートで金メダリストとなった荒川静香選手がエキシビションでこの楽曲を使った事で広く知られるようになりました。
「ユーレイズミアップ」素敵な楽曲はどんなに時を経てもたまらない懐かしさと郷愁、切ないほどの思い出、そして言いようのない新鮮さを伴ってよみがえってきます。音楽は人の世になくてはならぬものであり、慰めであり、又奮い立たせてくれたり、そして、昔の夢にも誘ってくれます。日々、悩みのつきないこの世にあっては一時の安らぎです。生きている間は輝いていて下さい。さあ「ユーレイズミアップ」どうぞお楽しみ下さい
・(火)「DEJA-VU~遠い記憶」(二重奏)
DEJA-VU~遠い記憶、それは「実際は一度も体験したことがないのに、既にどこかで体験したことがあるように感じる現象、きっと誰にでもこのような経験はあるのではないでしょうか。
今日は、リスナーMさんとMさんのお友達から先月放送されたプログラムについて感想を頂いていますのでご紹介しましょう。
いつもギターの散歩道のプログラムのお知らせをいただきありがとうございます。2月は、素敵な編曲のロンドンデリーの歌、イエスタディ、そしてこの時期定番冬のソナタと心も温かくなるような曲たちですね。又、一粒の涙は、アルハンブラやラグリマのメロディがちりばめられた美しい曲でした。そしてキューバの子守歌は初めて聞いたのになぜか懐かしい感じでした。ラジオを聴いた友人も子守歌なのにかっこいい、不思議な曲だと言っていました。そして、友人からは素人目線ですが、3拍子、4拍子が分からなかったので又放送してください。子どもを寝かせる子守歌と言うより、子供相手に気合を入れ直す大人向けなのかなぁと思ったりしました。毎朝出勤前に今日はちゃんと始まるかドキドキしながら放送を楽しみにしています。と、お便りを頂いています。いつもご視聴ありがとうございます。作曲は紫陽花やふるさと、荒城の月等の編曲でご活躍中のリ・サファンさん。ギタリストでもあり、ギターの機能性を熟知されているだけにギターの良さを十分に引き出された楽曲になっています。世界最古の楽曲である紀元前2世紀頃に作られた「セイキロスの墓碑銘」には「生きている間は輝いて下さい。思い悩んだりは決してしないでください。人生はほんの束の間ですから、そして時はいつか終わりを求めてくるものですから」と言う心を揺さぶられる歌詞があります。時の流れの無情さは古今東西、時空を超えても変わらず、遠い時代の異国の文化に思いを馳せるのもいいのではないでしょうか?さあ、「DEJA-VU遠い記憶」どうぞお楽しみ下さい。
・(水) 「旅立ちの日に」 (二重奏)
「旅立ちの日に」この季節になると小学校、中学校の卒業式でよく歌われる楽曲。2000年以降卒業ソングの定番曲と認知されています。1991年に埼玉県秩父市立影森中学校の先生によってつくられた合唱曲です。作詞は当時の校長 の小島登先生、作曲は音楽教諭の坂本浩美先生。口語調の言葉で書かれた詩が特徴でやわらかいメロディと共に先生方の生徒に対する深い愛情が伝わってきます。「旅立ちの日に」今日は大阪在住、私の生徒さんリスナーKさんからメッセージを頂きました。先生、こんにちは。今年も楽しく聞かせて頂いています。3月4月と言って思い出すのはやはり旅立ちでしょうか?まだ寒さが残る中3月の日差しや風には独特のにおいがします。卒業や異動何かと別れの多い季節ですので余計にそう感じるのかもしれません。私は3月生まれの上、身体もとても小さかったので随分心配をかけながら育ちました。息子は予定日が4月の初めでしたがなんと1週間早く3月の末に生まれました。幼稚園では赤ちゃん扱いで、4月生まれの女の子たちに世話を焼いてもらっていたようです。怪我や入院やらで心配続きだった息子も成長し、現在は昨年2月に赴任先のロンドンから無事東京に戻り、どこにいても元気でいてくれればそれだけで嬉しいと思っていましたがこの度ロンドン滞在中に知り合った彼女、日本人と結婚する事になりました。あの小さかった息子がと思うと感慨深いものがあります。以前大学進学のために上京することになり、下宿捜しや引っ越しの手伝いで忙しく過ごした後、大阪へは私一人で帰るのかと、気が付いた時の何とも言えない寂しさ。いろいろな思いが押し寄せる中、新幹線の中で息子から「ありがとう」のメールが届き、涙が止まりませんでした。3月、誕生日にメッセージを送りながら思い出す一コマです。と、心温まるメッセージを頂いています。春には進級や進学、就職や昇進、転勤等、今の立場から次のステージへと進む、さまざまな卒業と旅立ちがあります。期待や不安を胸に次のステージへ進まれる皆さんへ「おめでとう」のエールを送ります。頑張って下さい。さあ、「旅立ちの日に」お楽しみ下さい。
・(木)「手紙~拝啓~十五の君へ」より(二重奏)
手紙~拝啓~十五の君へ、15歳の自分が大人になった自分に悩みを打ち明け、大人の自分が「大丈夫だと」という励ましのメッセージを返すと言うような歌詞で心に強く響いてきます。
この「手紙~拝啓~十五の君へ」この曲は私もとても思い出深い曲です。ギターの散歩道シリーズは高村浩二先生と心の糧になるよい音楽をお届けしようと、全国各地に出前演奏に行っています。以前群馬県榛名山の麓ある榛名女子学園と言う14歳以上二十歳未満の女子だけの少年院、更生施設にボランティア演奏に行った時の事です。ちょうどその日は7月7日七夕でもあり、
学園では七夕まつりを企画されて学園の皆さんは浴衣姿で地域のボランティアの方々で作られた焼そばやラムネを食べ、その後の演奏会。ほとんど生演奏は初めてと言う人達、最後まで聞いてもらえるだろうかと少々不安でしたが最後にギター伴奏でこの「手紙拝啓十五の君へ」を全員で合唱し、感動の余り涙ぐんでいる子もありました。後日、学園の皆さんから感想文を送ってもらい、当日この手紙~十五の君へ」を指揮をしてくれた人の感想文には大切な人を大切にし、守っていきたいと思います。願うだけではなくそれに向かって一歩ずつ確実に進んでいき、最後まであきらめずに前を見て進んでいきます。とありました。自分の思いを文章で表現出来ており読んでいて、音楽でこれだけの人が幸せになれるんだと、音楽の力の再確認したようなことです。今の立場から期待や不安を胸に次のステージへ進まれる皆さんに「おめでとう」のエールを送ります。信じて生きていれば夢はきっと叶います。思いはきっと形になります。
頑張って下さい。さあ「手紙拝啓十五の君へ」どうぞお楽しみ下さい。
・(金)「シンドラーのリスト」 (高村浩二)
映画「シンドラーのリスト」、1993年に公開されたスティーブン・スピルバーク監督による、ホロコーストの悲劇と人間の尊厳(そんげん)を描いた不朽の名作です。第2次世界大戦下のポーランドを舞台にナチス党員でありながら自らの全財産を投げ打って1200人ものユダヤ人の命を救った実在(じつざい)のドイツ人実業家、オスカー・シンドラーの姿を重厚なモノクロ映像で描き出しています。そのモノクロの中の唯一、色がついている「赤いコートの少女」は悲惨な状況下で希望や無実の犠牲を象徴する印象的なキャラクターで、3歳の少女が赤い服を着て歩く姿は、光景は映画史に残るシーンと永遠に世界中の人々の記憶に刻まれています。映画の音楽担当はスターウォーズの作曲家でもあるジョン・ウイリアムズ。映画のメインテーマはバイオリニスト、イツァーク・パールマンが担当。悲惨な状況の中で人間愛を象徴する音楽として映画公開から時間が経った現在でも、彼の魂しいのこもった演奏が映画の悲劇的な雰囲気を一層高め、モノクロ映像と共に深い感動を与えています。編曲は江部賢一さん。高村先生にこの曲を演奏しようと思われたきっかけは?とお尋ねした所、先月、世界を代表する日本人ギタリスト山下和仁さんが亡くなられ、追悼の意を込めて演奏をしたいとお話をされていました。なんと山下和仁さんと高村先生は同郷、同じ長崎出身で1961年生まれの同い年。山下和仁さんとはこれまで一緒に活動をした事はなかったもののいつも心の支えになっている存在の一人だったそうです。映画「シンドラーのリスト」のテーマ曲、さあどうぞお楽しみ下さい。地球は皆一家、戦争のない平和な世界にりますように。
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