5月プログラム 5月1日(金)~ 29日(金)
トークと演奏:足立ゆかり・高村浩二
今月は、「風薫る五月」をテーマにお送りしています。日本列島は、春はあっという間に過ぎてもう初夏の陽気になってきました。針葉樹の新芽が出た山々は色とりどりの緑のグラデーションで楽しませてくれています。よい季節になりましたね。
・ (月)「美女と野獣」 (二重奏)
ギターの散歩道、本日ご紹介する曲目は「美女と野獣」です。
デズニー版アニメ映画「美女と野獣」ですが、元をたどればこのおとぎ話は1740年、フランスのヴィルヌーブ夫人により執筆された数百ページに及ぶ物語が最初と言われています。その後、ボーモン夫人が30ページの短縮版「美女と野獣」を発表し、これが世界で広く知られる物語になりました。
「美女と野獣」物語は、町一番の美貌の持ち主ベルと魔法によって野獣に変えられてしまった王子との成り行きを愛情たっぷりに描いているアニメ映画。食器たちが歌って踊ったりと躍動感あふれ、楽しさいっぱいの物語ですがラストは涙なくしては見れません。
今日はリスナーYさんからのリクエスト、メッセージを頂いています。
ギターの散歩道いつも楽しく聞かせて頂いています。デズニーアニメの曲を何かの時にリクエストしようと思っていました。もう随分昔になりますが車の中で楽しむドライブシアターがあり毎月のように子供達を連れて見に行っていました。
日が暮れてからの上映で、仕事が終わってから慌ててお弁当を作り、会場の駐車場に行き受付を済ませ、FMの周波数をスタンバイ。映画が始まる頃には夜空には満天の星と、特にデズニーアニメは映像と音楽、そして自然の背景がマッチし、現実の忙しい毎日や辛い事を忘れて、しばし夢の世界へと。そして又明日から頑張ろうと私は元気をもらっていました。子供達は真剣なまなざしで大画面を見て、「大きくなったらお姫様になりたい」と言っていました。今、その子供達もそれぞれに家庭を持ち久しぶりに3世代で夢の国、東京ディズニーランドに行ってきました。孫の女の子はずーっと「大きくなったらプリンセスになりたい」と言っていましたがその孫も今年高校1年生になり、今は女子野球に夢中になっています。でも、いつの時代になっても女の子の夢は永遠のプリンセス、変わらないなぁと思った次第です。と、メッセージを頂いています。いつもご視聴ありがとうございます。
「美女と野獣」今日の演奏は魅惑のギターデュエット足立ゆかり&高村浩二でお送りします。
伴奏は出来るだけシンプルに澄んだきれいなアルペジオの流れで、その上に心地良くメロディを乗せ、ハーモニーを共有していきます。素敵な曲ほど、どんなに時間(トキ)を経てもたまらない懐かしさと郷愁、切ないほどの思い出がふつふつとよみがえってきます。もう一度その時代に思いを巡らせて今、生きている事を確かめるのも良いかと。
さあ、「美女と野獣」どうぞお楽しみ下さい。
・(火)「こいのぼり2曲とせいくらべ」(足立ゆかり)
ギターの散歩道、本日ご紹介する曲目は「こいのぼり2曲とせいくらべ」です。
「風薫る5月」とりわけ日本では端午の節句があり、子供の季節です。この世に生まれ出て、あやしては笑ったと喜び、はいはいが出来るようになればつかまり立ち、早く歩かないかなぁと育っていく様子は、木々の葉っぱが白っぽさから黄緑に、そして緑に変わっていくのと同じ感じがし、そんな、子供がすくすくと育っていく姿を見ると元気が出ます。
「こいのぼり」「せいくらべ」今日はリスナーMさんからリクエストです。「青空に 命燃やして ツツジ咲く」と京都、長岡天神の霧島ツツジ、これ以上無理かとおもうほど真っ赤に燃え盛り中とメッセージと元気の出る真っ赤な霧島ツツジの写真を頂いています。いつもご視聴ありがとうございます。
「こいのぼり」ですが、同じ題名でも2種類あります。
1曲目はいらかのなみの歌詞で始まるこいのぼり、1913年大正2年尋常小学唱歌五学年用に初めて掲載されその後唱歌として歌われています。歌詞には男の子がこいのぼりのように雄大な姿に成長して欲しいと言う願いが込められています。
2曲目は屋根より高いこいのぼり、どちらかと言うとこのこいのぼりの方が馴染み深いですね。昭和6年に刊行された「絵本唱歌春の巻」で初めて紹介された童謡、歌詞は1番しかありませんが大きな真鯉はお父さん、小さい緋鯉は子供達と、空を楽しそうに泳いでいる風景を表現しています。この季節、以前は里の田んぼのあぜ道や町の中でもこいのぼりが泳いでいる光景を見ていましたが近年では住宅事情でしょうか少なくなりましたね。
3曲目、せいくらべ、今日、演奏します「せいくらべ」はお馴染みの歌えるせいくらべではありません。出だしからどことなくあれ?何の曲?と思われると思います。アレンジは先輩の橋本道範先生です。橋本道範先生曰く、モンポー作曲の「カンシオン・イ・ダンサ」歌と踊りに似ている部分とせいくらべをミックスしてみました。ほんのアイデアのようなものでとにかくうけるアレンジをと言う見栄があるそうです。
「こいのぼり2曲、せいくらべ」今日の演奏は、私、足立ゆかりです。新緑の季節、子供は宝、健康に過ごせるようにと言う願いを込めて演奏します。
さあ、どうぞお楽しみ下さい。
・(水) 「3つのバラ」 (二重奏)
ギターの散歩道、本日ご紹介する曲目は「ばら」の題名がついてる楽曲3曲をお送りします。
「ばら」の題名が付いている曲の1曲目は「野ばら」ドイツ生まれの作曲家ウエルナーの作品。八分の六拍子の民謡風のメロディで親しまれています。2曲目は歌曲の王として名高いシューベルト作品。「野ばら」ウエルナー、シューベルト共にドイツの詩人ゲーテの詩を元に作曲をしています。一節にはこのゲーテの詩に80数名の人がメロディをつけた、とも言われています。
現在、シューベル、ウエルナーの野ばらは高校の音楽の教科書に掲載されています。
3曲目は「バラが咲いた」、作詞作曲浜口庫之助さん、1966年歌手のマイク真木さんがフォークソングとして歌われヒットしました。
ウエルナー、シューベルト作曲の「野ばら」「バラが咲いた」の3曲は私が教えに行っています
2019年に開講した京都府綾部市中丹文化事業団主催「やさしいギター講座」の皆さんの課題曲にしています。全くギターを手にしたことのない受講生の皆さんもドレミが弾けて半年ほど経つと今度はハイポジションといって高い音の出るポジションの音階を練習し、その教材としてウエルナー、シューベルト、バラが咲いたを取り上げています。現在第一期生、2期生の受講生の皆さんは卒業され自主クラブ活動として継続され、3期生4期生5期生の受講生の皆さんは、毎年2月に行われる講座全体の成果発表会「さわやか発表会」に向け楽しく練習しています。中でも、京丹波ギタークラブ「秋桜」
「ウエルナー、シューベルトの野ばらとバラが咲いた、」今日の演奏は魅惑のギターデュエット足立ゆかり&高村浩二でお送りします。生徒さん用のアレンジで私がメロディを高村先生が伴奏です。伴奏のパターンを工夫して変化をつけるとより一層楽しくなります。
「ウエルナー、シューベルト作曲の野ばら、バラが咲いた」さあ、どうぞお楽しみ下さい。
・(木)「リベルタンゴ」より(二重奏)
ギターの散歩道、本日ご紹介する曲目は「リベルタンゴ」です。今月は、「風薫る五月」をテーマにお送りしています。日本列島は、春はあっという間に過ぎてもう初夏の陽気になってきました。針葉樹の新芽が出た山々は色とりどりの緑のグラデーションで楽しませてくれています。よい季節になりました。
「リベルタンゴ」2021年に生誕100年を迎えたタンゴの神様、アルゼンチン生まれの作曲家アストロピアソラの楽曲です。リベルタンゴと言う言葉は、「自由」 libertad と「タンゴ」tango と合わせてピアソラが作った造語。チェロ奏者のヨーヨーマさんがテレビのコマーシャルでも演奏され、よく知れ渡るようになりました。
「リベルタンゴ」は、その曲名のように、従来のタンゴには縛られない自由さがあります。
例えばリズムの自由さ、従来のタンゴによく出てくるリズムは、“1・2・3・4"とカウントし、皆さんよくご存じのタンゴの名曲、「ラ・クンパルシータ」はこのリズムです。しかし、「リベルタンゴ」は、ピアソラのトレードマークと言われる“3・3・2"とカウントするリズムは美しく、又官能性と生命力を感じます。「リベルタンゴ」今日の演奏は魅惑のギターデュエット足立ゆかり&高村浩二でお送りします。
先日、ご縁があって台湾に演奏と視察に行ってきました。コロナが明け、久しぶりの海外演奏でもありました。台北では親しい方ばかりのお食事の後の演奏、今日放送しますリベルタンゴを始め、滝廉太郎作曲の「花」、ギターの名曲「禁じられた遊び」「アルハンブラの想い出」等々、話している言葉が違っても、皆さんと良い時間が共有出来、改めて音楽の素晴らしさを実感しました。又、台中ではミコギター音楽院を視察、院長の寺田先生に案内して頂き、夕方の時間でもあり子どもさんが沢山通っておられ賑やかで活気があり、レッスンの内容は私の教室とほぼ同じでした。視察後は寺田先生に台中の夜市を案内してもらって翌日帰国の途につきました。今度は生徒さんとの交流も出来たらいいなぁと思っています。寺田先生、お世話になり、ありがとうございました。
1本のギターより美しいものが唯一ある、それは2本のギターだと、ショパンが言ってます。
「リベルタンゴ」題名の通り、お互いのリズムを自由に楽しみながら二重奏でないと味わえない駆け引きや、ピッタリあった時のジャスト感と、二重奏の魅力をたっぷりと味わって下さい。
「リベルタンゴ」さあどうぞお楽しみ下さい。
・(金)「花は咲く」 (高村浩二)
ギターの散歩道、本日ご紹介する曲目は「花は咲く」です。今月は、「風薫る五月」をテーマにお送りしています。
日本列島はすっかり豊かな緑の風景になってきました。かわいいピンク色で楽しませくれた桜の木々もすっかり若葉の木になり、針葉樹の新芽の緑のグラデーション、タケノコはあっと言う間に成長し若竹に、そして豊な緑と雲ひとつない青い空にそびえたつ、残雪の白い富士山、心地よい風と共に目を楽しませてくれる一番の風景ではないでしょうか。
「花は咲く」2011年東北大震災の復興を応援するテーマソングとして、共に宮城県出身である岩井俊二さん作詞、菅野よう子さん作曲で国内はもとより海外でも色々なジャンルの歌い手さんにより歌い継がれてきました。
「花は咲く」今日の演奏は高村浩二先生です。世界最古の楽曲である紀元前2世紀頃に作られた「セイキロスの墓碑銘」には「生きている間は輝いて下さい。思い悩んだりは決してしないでください。人生はほんの束の間ですから、そして時はいつか終わりを求めてくるものですから」と言う心を揺さぶられる歌詞があります。時の流れの無情さは、古今東西、時空を超えても変わりません。音楽は人の世になくてはならぬものであり、慰めであり、又奮い立たせてくれたり、そして、昔の夢にも誘ってくれます。日々、悩みのつきないこの世にあっては一時の安らぎです。「花は咲く」言葉に出して歌わない分、楽器に託して1音1音大切に、切れ間なく伸びていく余韻の美しさを感じて下さい。「花は咲く」さあ、どうぞお楽しみ下さい。
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